【衛生学】 疫学
- がんは対象にならない。
- 集団を対象にはできない。
- 相対危険度を求められる。
- 症例対照研究のことである。
答:【3】
3. 相対危険度を求められる。
用語を理解すれば大丈夫ですね。なんだか難しい言い回しで惑わされますが、コホート研究とは「疫学」における手法の1つです。
肺癌と喫煙の例で図にしてみました。
こちらのサイトがとても解りやすく説明してくださってます。Next Pharmacist.net
1. がんは対象にならない。
多くの所でがんを対象にコホート研究が進められています。国立がん研究センターでも多目的コホート研究でがんを対象にしています。
2. 集団を対象にはできない。
そもそも、コホート研究とは分析疫学における手法の1つであり、特定の要因に曝露した集団と曝露していない集団を一定期間追跡し、研究対象となる疾病の発生率を比較すること。集団を対象にしています。
4. 症例対照研究のことである。
症例対照研究はケースコントロールのこと。同じ「分析疫学」における手法の1つでありコホート研究とは別の手法になります。
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